終活サポート

終活とは、「人生の終焉を考えることを通じて、自分を見つめ今をよりよく自分らしく生きる活動」のことをいいます。人生の最後を考えると、多かれ少なかれ誰しもが不安に思います。その不安を取り除くためには、まだ元気なうちから準備を進めておくことが大切です。かつては家族や地域のつながりの中で、多くのことが協力により解決されました。周りの方々の存在によって安心して老後を暮らすことができました。しかし、価値観や社会情勢の変化の中、自分の望む老後を迎えるためには、自分が判断し、選択していくことが求められるようになってきています。

自分にとってどのような不安があるか、またこれから問題となりそうなことはどんなことか。そして自分はどうしたいか。そうしたことを一つ一つ考えていくことになります。具体的な内容は、例えば以下のようになります。

  • 医療・介護のこと
  • お金やモノの整理・管理のこと
  • 家族への最後のメッセージのこと
  • 相続のこと
  • お葬式・お墓のこと

そして、終活の目的である一番大事なこと

  • これからの自分のこと
エンディングノートの活用

これらのことを順序だてて整理しながら考えていくことのできるツールがエンディングノートです。これからの自分を考えるときには、これまでの自分を振り返ってみることが大切です。これまでどんな体験や経験をして、どんな考えを持って生きてきたか、好きだったこと、得意だったことはなんだったか。自分を振り返ることで自分が客観的に見えるようになり、個性や長所を再確認できると、それがこれからやりたいことや生きがいを考えるヒントになります。そこから、医療や介護、財産や相続、そして亡くなった後のことを、前向きに考えられるようになります。エンディングノートはその手段としてとても有用なツールです。

エンディングノート

エンディングノートとは、人生の最期を想定しながら自分の想いや希望を家族や友人等に伝えるためのノートです。終活を始めようと考えても、何をどこから始めればよいかなかなか難しい場合があります。そこでエンディングノートを手段として使用し、まずは人生の棚卸から始めてみましょう。未来を設計するにあたり、まず自分の人生について幼い頃からどんなことがあったか、嬉しかったこと、悲しかったこと、どんな人と関わってきたか、思いつくことを書きだしてみます。そうやって振り返りながら、自分の残りの人生を後悔のないように過ごすにはどんな終活をするか、少しずつイメージが固まり、これからやるべきことが明確に見えてきます。エンディングノートは終活のみちしるべです。

そして、家族にとってもそのエンディングノートを手にすることで本人の意思を確認することができます。いざという時に迷うことなく決断することができ、家族の負担軽減にもおおいに役立ちます。

エンディングノートの書き方

エンディングノートの書き方にルールはありません。ただ、いざ書こうとなるとなかなか書けないこともあります。まずはおおざっぱに、書けるところから書いていくことをおすすめしています。何度でも書き直すことができるので、自分の判断に迷うような項目は無理に書き込まず、一度に全てを書き込む必要はありません。定期的に見直しながら、少しづつ細かいところまで書いていきましょう。

エンディングノート作成サポート

エンディングノート「マイ・ウェイ」

皆様の終活が円滑に進むよう、当事務所がエンディングノートの作成をサポートいたします。

エンディングノートの種類につきましては、ご自身がお持ちのもので結構ですが、特にご指定がない場合、一般社団法人終活カウンセラー協会監修のエンディングノート「マイウェイ」を使用します。

終活は決して暗いものではありません。エンディングノートを使って自分を振り返り、これからを考えることは、実はとても楽しく有意義であると考えます。お客様それぞれに合ったアドバイスをさせていただきます。私たちと一緒に考えながら、楽しんでエンディングノートを作っていきましょう。